フィラー・注入剤 / CaHA製剤
CaHA配合の長期持続型フィラー&バイオスティミュレーター
※画像はイメージです。実際の製品とは異なります。
Product Overview
CaHA微粒子による即時的ボリューム補填とコラーゲン刺激の二重効果を持つ長期持続型フィラー。
Radiesseは、ドイツMerz Aesthetics社が開発したカルシウムハイドロキシアパタイト(CaHA)ベースの注入型フィラー兼バイオスティミュレーターです。2006年にFDA承認を取得して以来、世界80カ国以上で使用されており、累計施術数は数千万件に達する美容医療のゴールドスタンダード製品の一つです。日本でも2015年に厚生労働省の承認を取得しています。
Radiesseの主成分であるCaHA微粒子(25〜45μm)は、骨や歯の主成分と同一の物質であり、生体適合性が極めて高いことが特長です。これらの微粒子がカルボキシメチルセルロース(CMC)ゲルキャリアに30%の濃度で懸濁されています。注入直後はCMCゲルが即時的なボリューム補填効果を発揮し、その後CaHA微粒子が足場(スキャフォールド)として機能しながら周囲の線維芽細胞を刺激し、I型・III型コラーゲンの新生を促進します。
※画像はイメージです。実際の製品とは異なります。
容量
0.8ml / 1.5ml(プレフィルドシリンジ)
主成分
CaHA(カルシウムハイドロキシアパタイト)30%
使用期限
製造後36ヶ月
Key Features
CMCゲルによる注入直後のボリューム補填と、CaHA微粒子による12〜18ヶ月にわたるコラーゲン新生促進の二重効果。効果の途切れがない持続的なリジュビネーションを実現します。
リドカインや生理食塩水で希釈することで、フィラーからスキンブースターへと用途を拡張。顔全体・首・デコルテ・手の甲など広範囲の肌質改善に使用可能な汎用性の高さが特長です。
CaHAは骨・歯の主成分と同一物質であり、生体適合性が極めて高い。アレルギーテスト不要で、免疫反応のリスクが最小限。最終的にカルシウムイオンとリン酸イオンに分解され自然に排出されます。
CaHA微粒子の高い粘弾性により、ヒアルロン酸フィラーと比較して優れたリフティング力を発揮。特にフェイスライン・顎・こめかみなどの骨格的なボリューム補填に適しています。
12〜18ヶ月以上の効果持続期間は、ヒアルロン酸フィラー(6〜12ヶ月)を上回る。年1回のメンテナンスで効果を維持でき、長期的なコストパフォーマンスに優れています。
ヒアルロン酸フィラーとのサンドイッチテクニック、HIFU・RFデバイスとの併用、PRP・エクソソームとの組み合わせなど、多様なコンビネーション治療に対応。包括的なフェイシャルリジュビネーションの核となる製品です。
Clinical Evidence
エビデンスに基づく有効性と安全性の検証結果
Applications
本製品が対応する主な治療部位と適応症状
頬のボリューム補填・リフトアップ
フェイスライン・顎の輪郭形成
こめかみのボリューム回復
鼻唇溝(ほうれい線)の改善
マリオネットライン(口角下のシワ)の改善
手の甲の若返り・ボリューム回復(FDA承認適応)
首・デコルテの肌質改善(希釈テクニック)
顔全体のスキンタイトニング(希釈テクニック)
膝上・肘のたるみ改善(希釈テクニック)
Specifications
容量
0.8ml / 1.5ml(プレフィルドシリンジ)
主成分
CaHA(カルシウムハイドロキシアパタイト)30%
使用期限
製造後36ヶ月
保存条件
室温保存(15-30℃)
持続期間
12-18ヶ月以上
CaHA粒子径
25-45μm
リドカイン
0.3%配合(Radiesse+)
キャリアゲル
カルボキシメチルセルロース(CMC)70%
推奨注入深度
骨膜上〜皮下深層(フィラー)/ 皮下浅層(希釈)
推奨カニューラ
25G-27G
Treatment Protocol
推奨される施術手順とステップ
顔面の骨格構造・脂肪分布・皮膚の弾力性を総合的に評価。3Dシミュレーション等を用いて治療ゴールを視覚化し、フィラーとしての使用か希釈テクニックかを決定。注入量・注入部位の詳細なプランを策定します。
施術部位にリドカイン含有麻酔クリームを塗布し20〜30分待機。Radiesse自体にもリドカインが配合されている製品(Radiesse+)を使用する場合は、表面麻酔を省略できる場合もあります。
スキンブースターとして使用する場合、Radiesseをリドカイン0.3%と生理食塩水で1:1〜1:4に希釈。ルアーロックコネクターで2本のシリンジを接続し、20回以上往復させて均一な懸濁液を作成します。
フィラー使用:25G〜27Gカニューラを用いて骨膜上〜皮下深層に注入。少量ずつ注入しながら形状を確認。希釈テクニック:25G〜27Gカニューラで皮下浅層にファンニング法で広範囲に注入。1部位あたり0.1〜0.3mlを目安に均等に分布させます。
注入後、施術部位を丁寧にマッサージして製剤を均等に分布させます。特にフィラーとして使用した場合は、左右対称性と自然な輪郭を確認しながら形成を行います。希釈テクニックの場合は軽いマッサージで十分です。
施術後48時間は激しい運動・飲酒・サウナを避けるよう指導。2週間後にフォローアップ診察を実施し、必要に応じてタッチアップ注入を行います。希釈テクニックの場合は4〜6週間間隔で2〜3回の施術を推奨。年1回のメンテナンス施術で効果を維持します。
Safety Profile
施術前に必ず確認すべき安全性情報と注意事項
Contraindications
Precautions
Side Effects
Awards & Certifications
鼻唇溝の矯正およびHIV関連顔面脂肪萎縮症の治療でFDA承認を取得
手の甲のボリュームロス改善で追加FDA承認を取得。手の甲適応で承認された唯一のフィラー
Aesthetic Everything Awardsにてトップフィラー製品に選出
日本の厚生労働省より美容目的での使用承認を取得
患者レビューサイトRealSelfにて「Most Worth It」フィラーに選出(満足度92%)
Pricing Guide
※施設・地域により異なります。詳細はお問い合わせください。
1本あたり8〜12万円(税別)
Radiesse 1回あたりの目安費用
1回で効果実感、年1回メンテナンス推奨
最適な効果を得るための推奨施術回数
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